ドイツ式

成年後見の利用料(報酬)は、家庭裁判所が決めます。資産額に比例しているようです。

さて、知的障害のかたの親にとって、それは耐え難く。

なぜなら、将来のためにと貯蓄しても、食いつぶすまでは、専門職が高額をもっていくのですから。貯まるということは比較的安定していて、専門職はいらない状態なのに。

ドイツの値段設定だと若干ほっとできます。一年目は割高ですが二年目以降ずっと安価です。個人受任している高齢のかたに適用してみたところ、2年目は半額くらいになりました。(←ざつに書いているのはわざとです。本当は大変精緻です。)

ただ、ほんとうにしんどいですし、無理です。収入を減らせということは。生活と人生がかかってるのですから。個人後見人は無理でしょう。だって家庭裁判所が受け取れというのだから。社協のような大きい法人後見は無理でしょう。だって家庭裁判所が受け取れというのだから。

ならば、知的障害のかたの親自身が、会社の株主になれば。本気で「ぼったくるなら潰す」と、後見人の堕心を止めてくれるならば。



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